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VPNライフハック・裏ワザ完全ガイド!安全でお得なVPN活用法を徹底解説!

※この記事には PR が含まれます

セキュリティ強化以外で、どのようにVPNが活用できるのかを十分に知っている人は多くありません。

通信セキュリティ強化に役立つVPNは、ほかにもさまざまなライフハック・裏ワザ的な活用方法があります。

今回の記事では、VPNの基本的な仕組み・ライフハックとしての活用方法・有料VPNと無料VPNの違いをまとめました。

本記事を読めばVPNの活用法を理解し、より安全で快適なインターネットライフを送るためのノウハウを習得できます。

VPNを上手に活用して通信セキュリティを向上させつつ、より豊かなオンライン体験を手に入れましょう。

VPNとは

VPNとはインターネット上に仮想的な専用回線を作り出し、安全な通信を可能にする技術です。

通信内容を暗号化して第三者から情報を守り、個人情報やプライバシーを保護する役割を果たします。

VPNにはいくつかの種類がありますが、なかでもインターネットVPNはリーズナブルで手軽に導入できるのが特徴です。

インターネットVPNを導入し、リーズナブルかつ手軽に行えるライフハックを楽しみましょう。

VPNを活用したライフハック・裏ワザ

VPNを活用していますぐできるライフハックは、以下の7つです。

  • 海外コンテンツの視聴
  • 安いサブスクを契約
  • 公共Wi-Fi利用時のセキュリティ強化
  • マルウェアからデバイスを保護
  • 個人情報の漏えいを検知
  • 保有デバイス間のリモートアクセス
  • 検閲回避とプライバシー保護

VPNを活用したライフハックで、お得なインターネットライフを手に入れましょう。

海外コンテンツの視聴

VPNを活用し、日本から地域制限のかかっている海外コンテンツにアクセスしましょう。

接続先の国のVPNサーバーを経由すればIPアドレスが変わるため、地域制限の回避が可能です。

たとえば、日本からはアクセスできない以下のコンテンツが視聴できます。

コンテンツ名 概要
Wavve 韓国国内向けの動画配信サービス
HBO Max アメリカの動画配信サービスで、人気のオリジナルドラマや映画を提供
韓国MBC 韓国の公共放送局で、テレビやラジオの番組を提供

また、海外に渡航したときに、国外から日本国内のコンテンツを楽しむといった活用方法も考えられます。

海外からアクセスできない日本のコンテンツの一例は、以下のとおりです。

コンテンツ名 概要
TVer 日本のテレビ番組が視聴できる動画配信サービス
Paravi 日本のドラマや映画を提供する動画配信サービス
AbemaTV 日本のインターネットテレビ局で、バラエティ番組やアニメなどを配信
FOD(フジテレビオンデマンド) フジテレビが提供する動画配信サービス
楽天マガジン 日本の雑誌を読み放題で提供するサービス
メルカリ 日本のフリマアプリ

安いサブスクを契約

VPNを活用すれば、サブスクを日本国内よりリーズナブルに契約できる可能性があります。

多くのサブスクは各国の経済水準に基づいて価格を決めているため、発展途上国であるほど料金が安くなる傾向が強いです。

VPNを使えばIPアドレスを変更し、サブスクが安い国からアクセスしているように見せかけられます。

たとえば、安くなるサブスクの一例は以下のとおりです。

サービス名 日本の価格 安い国の価格
Netflix 790円/月 パキスタン 約420円/月
Spotify Premium 980円/月 パキスタン 約160円/月
YouTube Premium 1,280円/月 インド 約220円/月

ただし、VPNを利用してサブスクリプションを契約するのは、利用規約に違反する可能性があるため確認をとりましょう。

公共Wi-Fi利用時のセキュリティ強化

VPNを導入し、セキュリティリスクのある一部の公共Wi-Fiから通信内容を保護しましょう。

一部の公共Wi-Fiは「機器が古い」「暗号化されていない」などの理由で、セキュリティリスクがあります。

また、公共Wi-Fiになりすましたアクセスポイントを利用してしまい、盗聴されるといった危険性も無視できません。

しかし、VPNを利用すれば通信内容が暗号化されるため、危険な公共Wi-Fiだったとしても盗聴リスクを最小化できます。

マルウェアからデバイスを保護

一部のVPNサービスでは、マルウェアからデバイスを保護するなどの付加機能を提供しています。

たとえば、NordVPNの脅威対策機能は「マルウェアからの保護」「広告のブロック」などの機能を搭載しています。

VPNサービスの付加機能を使えば、より安全かつ快適にインターネットを楽しめるのが魅力です。

ほかにも、フィッシング詐欺への防御など、VPNサービスによって提供されている付加機能はさまざまです。

個人情報の漏えいを検知

一部のVPNサービスは、個人情報がダークウェブで漏えいしていないかを監視するダークウェブモニタリングを提供しています。

たとえば、NordVPNのダークウェブモニタリングはどのプランでも利用ができるのでおすすめです。

ダークウェブとは、通常の検索エンジンではアクセスできないインターネット上の特別な領域です。

ダークウェブモニタリングはユーザーの個人情報が不正に公開されていないかをチェックし、漏えいが発見された場合は通知します。

情報漏えいを検知するとユーザーに通知されるため、迅速に必要なセキュリティ対策を講じられます。

保有デバイス間のリモートアクセス

一部のVPNサービスでは、ユーザーが保有しているデバイス間でのリモートアクセス機能を提供しています。

たとえば、NordVPNのメッシュネットワーク機能は、世界中のどこにいてもほかのデバイスに安全にアクセスできます。

外出先から自宅やオフィスのパソコンに接続できるため、リモートワークをしている人にとって非常に便利な機能です。

営業先からスマートフォンを利用し、自宅のパソコンにアクセスしてデータを参照するといった使い方も可能です。

メッシュネットワークやダークウェブモニタリングなど、付加機能も含めて総合的にVPNサービスを検討しましょう。

検閲回避とプライバシー保護

VPNの利用は、ネット検閲の回避やプライバシー保護の手段として非常に効果的です。

VPNを使用するとインターネット上の通信が暗号化され、第三者による監視や傍受を防げます。

そのため、インターネットサービスプロバイダ(ISP)や政府機関がユーザーのオンライン活動を追跡するのが困難になります。

ネット検閲の具体例としては、中国の「グレート・ファイアウォール」と呼ばれるシステムが有名です。

中国政府は国内のインターネット通信を監視し、特定の情報やWebサイトへのアクセスを制限しています。

ネット検閲やインターネット規制の厳しい国に渡航するなら、プライバシー保護のためにVPNサービスの導入を検討しましょう。

有料VPNと無料VPNの違い

有料VPNと無料VPNの一般的な違いを、以下の表にまとめました。

VPNの種類 有料VPN 無料VPN
セキュリティ 高いセキュリティ。個人情報の漏えいリスクが低い セキュリティが脆弱で、データ収集や販売が行われる場合がある
通信速度 安定した高速通信が可能 通信速度が遅く、不安定な場合が多い
通信量・帯域幅の制限 制限がない場合が多い 通信量や帯域幅に制限があるのが一般的
サーバー拠点数 豊富なサーバー拠点数 サーバー拠点数が少ない
接続台数 複数端末での同時接続が可能 接続台数に厳しい制限がある
費用 利用料が必要 初期費用がかからず、無料で利用可能
データ収集 ユーザーデータを収集しない ユーザーデータを収集し、広告や第三者に販売する場合がある

なお、無料VPNのセキュリティリスクについて、多くの報道で注意が呼びかけられています。

たとえば、Wang Yunheという中国出身の人物が提供した無料VPNサービスを通じ、マルウェアが拡散したと海外で報じられました。

その結果、世界中の数百万台のコンピュータがマルウェアに感染したとのことです。

ほかにも、Hotspot Shieldという無料VPNは、ユーザーのブラウジングデータを広告主に販売したと報じられました。

無料VPNの利用には多くのリスクが伴うため、費用はかかりますが有料VPNの導入がおすすめです。

参照:TODAY「Explainer: Why free VPN services are so risky and what to look out for when using them」,EC-Council University「5 Reasons Why You Should Not Use Free VPNs

信頼できるVPNの選び方

信頼できるVPNの選び方の主なポイントは、以下の5つです。

  • 料金とサービスのバランスがよい
  • 通信速度が速い
  • サーバー数・設置国数が多い
  • ノーログポリシーを掲げている
  • 同時接続台数に余裕がある

選び方のポイントを把握し、あなたに適したVPNサービスで豊かなオンライン体験を手に入れましょう。

料金とサービスのバランスがよい

VPNを導入するなら、料金とサービスのバランスがよいVPNサービスを選ぶのが大切です。

料金とサービスのバランスを考慮するためには、まず必要な機能やセキュリティレベルが確保されているかを確認するのが重要です。

たとえば、暗号化の強度・サーバーの数・対応デバイスの種類・ノーログポリシーなどが適切であるかをチェックしましょう。

また、付加機能についても検討し、トータルのバランスで自分に適しているかどうか検討してください。

ほかにも、返金保証があるサービスを選べば、実際に使用してみて満足できなかった場合のリスクを減らせます。

1年・2年の長期契約をするなら、月額換算で数百円から1,000円ほどがVPN費用の一般的な相場となります。

総合的な視点から費用対効果を十分に検討し、納得のできるVPNサービスを選びましょう。

通信速度が速い

VPNサービスを導入するなら、通信速度は十分にこだわりたいポイントのひとつです。

VPNはサーバーの性能が高いほどデータの処理が迅速に行われ、結果として高速な通信が可能となる傾向があります。

サーバーの数が多く世界各地に設置されているVPNは、ユーザーが分散されて通信速度が維持されやすいです。

VPNサービスの通信速度は、公正な第三者機関によるテスト結果や口コミ・評判を参考にするのがおすすめです。

また、VPN接続を実際に利用して通信速度を体感できるため、返金保証の利用も積極的に検討しましょう。

サーバー数・設置国数が多い

サーバー数が多いVPNサービスはユーザーの混雑を避けやすく、通信の安定性と速度が向上します。

もしサーバーが少ないと回線が混み合い通信速度が低下する可能性があるため、サーバー数は非常に重要な指標のひとつです。

また、サーバーの設置国数が多いVPNは、さまざまな国のコンテンツへのアクセスを可能にします。

サーバー数は1,000以上、設置国数は50以上を目安にVPNサービスを選ぶのがおすすめです。

また、あなたの利用したいコンテンツがある国にサーバーが設置されているかどうかも、あらかじめ確認しておきましょう。

ノーログポリシーを掲げている

ノーログポリシーを掲げているVPNは、ユーザーのオンライン活動を記録しないと約束しています。

そのため、ユーザーの閲覧履歴が保存されずプライバシーが保護されます。

もし政府や第三者機関が情報開示を求めたとしても、記録が存在しないためユーザーの活動が守られる仕組みです。

信頼できるVPNサービスはノーログポリシーを明確に掲げ、第三者機関による監査を受けているケースが多いです。

プライバシー・個人情報の保護を重視するなら、ノーログポリシーを採用しているVPNを選びましょう。

同時接続台数に余裕がある

VPNサービスを選ぶときは、同時接続台数に余裕があるかどうか確認しましょう。

現代では、スマートフォン・タブレット・パソコンなど、複数のデバイスを日常的に使用するのが一般的です。

同時接続台数に余裕があると、利用ごとにVPN接続のオンオフを切り替える必要がありません。

また、自分1人で同時接続台数を使い切れない場合でも、家族や友人と契約をシェアするといった方法も考えられます。

1人で利用するなら、同時接続台数は5台以上を目安にするのがおすすめです。

VPNのライフハックで安全・快適なインターネット環境を手に入れよう

VPNを活用すると、海外コンテンツの視聴や安いサブスクの契約など、さまざまなライフハックが可能になります。

セキュリティ強化やプライバシー保護にも役立ち、快適で安全なインターネット環境を実現できます。

ただし、無料VPNには多くのリスクがあるため、費用はかかりますが有料VPNの利用がおすすめです。

有料VPNを選ぶなら、料金とサービスのバランス・通信速度・サーバー数・ノーログポリシー・同時接続台数を考慮しましょう。

付加機能についても事前に確認し、総合的な視点からあなたに最適なVPNサービスを導入しましょう。