daisukeの技術ブログ

AI、機械学習、最適化、Pythonなどについて、技術調査、技術書の理解した内容、ソフトウェア/ツール作成について書いていきます

Java開発環境構築(OpenJDK+Visual Studio Code)

今回から、Javaによるデザインパターンを学んでいきます。

教材は、参考文献の「Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版」です。

Eclipseは重いので、Visual Studio Codeでやっていきます。

ついでに、Visual Studio Codeの拡張機能のPlantUMLも追加しておきます。

今回は、Javaの環境構築を行います。

では、やっていきましょう!

参考文献

参考文献のサンプルプログラムのダウンロード

www.hyuki.com

はじめに

「Javaでデザインパターンを学ぶ」の記事一覧です。良かったら参考にしてください。

Javaでデザインパターンの記事一覧

今更ですが、デザインパターンを学んでいきます。

Java言語、デザインパターンともに、完全に忘れてしまったので、学び直しです(笑)

教材は、参考文献の「Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版」です。

著者の結城浩さんは、数学ガールを書かれた方です。懐かしいです。

今回は、Java言語の開発環境の構築手順を書いていきます。

Java開発は、今もEclipseが定番なようですが、私の場合は、Visual Studio Code(以下、VSCode)に絶賛移行中なので、VSCodeを使います!

JDKインストール手順

JDKのダウンロード

JDK(Java Development Kit)は、Java開発キットで、Java言語を使ったソフトウェア開発を行うのに必要なツールが1つにまとめてくれてるパッケージです。

Javaの開発元のOracle社(もともとは Sun Microsystems社だが、Oracle社が買収した)が無償配布していて、誰でも自由に入手、使用できます!(これは、Oracle OpenJDKのことで、もとはOpenJDKはオープンソースプロジェクトとして開発されていて、それをもとにしたのが、Oracle OpenJDKです)

一方、JRE(Java Runtime Environment)は、Javaの実行環境で、Java仮想マシン(JavaVM)が入っていて、Javaを実行したい場合に使用しますが、現在は、JRE単体では提供されてないようです。

JDKはJREを含んでいるので、JDKをインストールすれば、JREは不要です。

以下にアクセスします。

www.oracle.com

最新の JDK22 をクリック、Windowsをクリックします。

Oracle社のJDKダウンロードサイト
Oracle社のJDKダウンロードサイト

Windowsの場合、以下のように、3つの選択肢がありますが、インストール方法が違うだけで、どれを使っても同じだと思います。

今回は、一番簡単そうなMSIインストーラ形式をダウンロードしました。

Windowsの場合はダウンロードファイルに3つの選択肢があります
Windowsの場合はダウンロードファイルに3つの選択肢があります

念のため、ダウンロードが正しく出来ているかどうか、ハッシュをチェックしておきます。

MSI形式のファイルの場合のハッシュは以下でした。

MSI形式のインストーラのSHA256
MSI形式のインストーラのSHA256

7-Zip の SHA-256 を使って、ダウンロードしたファイルのハッシュを計算します。

7-Zipで計算したSHA-256のハッシュ
7-Zipで計算したSHA-256のハッシュ

合ってますね、全部見てないですけど(笑)。

JDKのインストール手順

ダウンロードしたファイル「jdk-22_windows-x64_bin.msi」をダブルクリックします。

選択肢はないので、Nextをクリックします。

インストールを始めます
インストールを始めます

インストール先を指定することが出来ます。必要なければ、Nextをクリックします。

インストール先の指定
インストール先の指定

インストール完了です。思ったより簡単でした(笑)

インストール完了
インストール完了

Visual Studio Code の Java開発環境のセットアップ

VSCodeを起動して、拡張機能を開きます。

VSCodeの拡張機能をクリックする
VSCodeの拡張機能をクリックする

下図の入力に、Extension Pack for Java と入力して、その下のインストールをクリックします。

Extension Pack for Javaと入力してインストールをクリックする
Extension Pack for Javaと入力してインストールをクリックする

完了です。試しに、ターミナルで、インストールした Java が動作することを確認します。

ターミナルを開いてJavaのバージョンを表示する
ターミナルを開いてJavaのバージョンを表示する

Java version "22" と表示されています。成功です。

Visual Studio Code で Java の動作確認

では、動作確認していきます。あらかじめ、Javaのソースコードなどを置くディレクトリを決めておきます。

Ctrl+Shift+pを押して、コマンドパレットを開きます。

「java」と入力すると、関連のコマンドが出てきます。

「java: Create Java Project...」をクリックします。

Create Java Projectをクリック
Create Java Projectをクリック

次に、「No build tools」をクリックします。これは、ビルドツールを含まないプロジェクトという意味です。今回はこれを選びます。

No build toolsをクリック
No build toolsをクリック

フォルダを選択するダイアログが表示されますので、先ほど決めたJavaのソースコードなどを置くディレクトリを指定します。

Javaのソースコードなどを置くディレクトリを指定する
Javaのソースコードなどを置くディレクトリを指定する

プロジェクト名を入力します。今回は「hello」と入力してEnterキーを押します。プロジェクト名はお好みで指定してください。

helloを入力する
helloを入力する

先ほど決めたJavaのソースコードなどを置くディレクトリに、「hello」というディレクトリが作られ、その中に、Javaのソースコードや、関連のファイルが作られます。

「src」の下の「App.java」というファイルをダブルクリックします(シングルクリックでも開きますが、その場合は別のファイルを開くと「App.java」は閉じられます)。「App.java」が開きました。

App.javaをダブルクリックする
App.javaをダブルクリックする

早速実行してみます。メニューの実行→デバッグなしで実行をクリックします。

デバッグなしで実行をクリックする
デバッグなしで実行をクリックする

すると、ターミナルに「Hello, World!」が表示されました。無事に実行できたようです。

「Hello, World!」が表示された
「Hello, World!」が表示された

Visual Studio CodeにPlantUMLの機能拡張を追加

ついでに、テキストでUMLの図が書ける「PlantUML」も入れておきます。

PlantUMLをVisual Studio Codeで使うには、JavaのJDKと、Graphvizのインストールが必要です。

JDKはインストールしたので、Graphvizをインストールしていきます。

Graphvizのインストール

ダウンロードは以下です。

www.graphviz.org

少し下にスクロールしたところに、Windows用のインストーラが見つかります。

GraphvizのダウンロードサイトのWindows版
GraphvizのダウンロードサイトのWindows版

ハッシュもチェックしていきます。

ダウンロードサイトが提供しているSHA-256は以下でした。

GraphvizのインストーラのSHA-256
GraphvizのインストーラのSHA-256

ダウンロードしたインストーラーのSHA-256を、7-Zipで計算したところ、以下でした。

GraphvizのインストーラのSHA-256
GraphvizのインストーラのSHA-256

たぶん一致してます!

早速インストールしていきます。インストーラをダブルクリックします。

インストーラが起動したので、「次へ」をクリックします。

インストーラが起動した
インストーラが起動した

ライセンスの注意書きが出ます。問題なければ、「同意する」をクリックします。

使用許諾
使用許諾

パスを追加する画面になります。お好みでいいですが、パスを通してないと使いにくいので、私の場合は、全ユーザに追加しました。

パスへ追加する
パスへ追加する

次は、インストール先の指定です。そのままにしました。「次へ」をクリックします。

インストール先の指定
インストール先の指定

次は、プログラムメニューに追加する画面です。問題なければ、「インストール」をクリックします。

プログラムメニューに追加
プログラムメニューに追加

無事にインストールが完了しました。

インストール完了
インストール完了

Visual Studio CodeにPlantUMLの機能拡張を追加

続いて、VSCodeに、PlantUMLの機能拡張を追加していきます。

サイドバーの機能拡張のアイコンを押して、PlantUMLと入力して、インストールをクリックします。

PlantUMLの機能拡張を追加
PlantUMLの機能拡張を追加

一応、VSCodeを再起動しておきます。

では、早速使ってみましょう!

PlantUMLの使い方は、公式サイトが分かりやすいです。

plantuml.com

試しに以下を書いてみました。次回で使用するソースコードのクラスです。

@startuml
class Book {
    - String name
    + Book()
    + String getName()
}
@enduml

PlantUMLのファイルは「.pu」という拡張子にします。

ここまで書けたら、図を生成させます。

コマンドパレット(Ctrl+Shift+p)を開いて、「Plant」と入力すると、PlantUMLのコマンドがいくつか出てきます。その中の「PlantUML: Preview Current Diagram」をクリックします。

PlantUML: Preview Current Diagramをクリック
PlantUML: Preview Current Diagramをクリック

無事に、クラス図が生成されました。

クラス図が生成された
クラス図が生成された

最後にエクスポートして、pngファイルにしてみます。

まず、出力先のディレクトリを指定します。

指定しなければ、ワークスペースのoutディレクトリに出力されます。私の場合は、PlantUMLのソースファイルと同じディレクトリに出力してほしいので、設定を変更します。

設定を開き、「plant」と入力すると、「Plantuml: Export Out Dir」というのが見つかり、「out」と入力されていると思います。そこを「.」と、カレントディレクトリの指定に変更します。

さらに、「Plantuml: Export Sub Folder」でサブフォルダが作られてしまうので、チェックを外します。このあたりは、お好みでどうぞ!

Plantuml: Export Out Dirを指定する
Plantuml: Export Out Dirを指定する

では、準備できたので、エクスポートしていきましょう!

コマンドパレット(Ctrl+Shift+p)を開いて、「Plant」と入力し、「PlantUML: Export Current Diagram」をクリックします。

PlantUML: Export Current Diagramをクリック
PlantUML: Export Current Diagramをクリック

エクスポートする画像ファイルの形式を指定します。今回は「png」を指定してみます。

エクスポートする画像ファイルの形式を指定
エクスポートする画像ファイルの形式を指定

すると、「ダイアグラムのエクスポートが完了しました」というメッセージが出力され、画像ファイルが出力されました。

クラス図の画像ファイルが出力された
クラス図の画像ファイルが出力された

今回は以上です!

おわりに

今回の手順では、VSCodeにパスを設定する手順を書きませんでした。

JDKのインストールで、MSI形式のインストーラーを選ぶと、自動的にパスが設定されるようです。VSCodeも、パスが通っていれば、普通に実行できます。

もし、実行できないなどあれば、VSCodeにパスを設定してみてください。

今回は以上です!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。