daisukeの技術ブログ

AI、機械学習、最適化、Pythonなどについて、技術調査、技術書の理解した内容、ソフトウェア/ツール作成について書いていきます

【解説】はてなブログのHTML/CSSの構造を解析する(1)

はてなブログのテーマは、デフォルトで「Smooth」というテーマが使われています。

はてなブログでブログを始める前から、よく見かけたデザインであり、「Smooth」を使い続けてる方も多いのは、シンプルで洗練されたデザインだからでしょう。

しかし、見慣れてくると、いくつかデザインとして気になるところが出てくるものです。そこで、今回は、テーマを変更することにします。

まずは、はてなブログがどういうHTML/CSSの構成になっているかを調べていきます。

参考文献

参考サイト

help.hatenablog.com

はじめに

ブログカスタマイズの一覧です。良かったら参考にしてください。

ブログカスタマイズのまとめ

事前準備

テストページの準備

参考サイトの「デザインテーマ制作の手引き」に用意されているサンプルであり、デザインを確認するための、はてなブログの記事に必要な要素をまとめた「サンプルエントリー」を使って、準備します。

テストページ自体を、トップページからアクセスされることは、想定していないため、投稿日時を過去の日付にして、あまり、見られないようにしておきます。

具体的には、はてなブログでは、以下のように、投稿日時を設定することができます。

投稿日時を設定する方法
投稿日時を設定する方法

※2024/4/1追記:後日、テスト用のブログを開設したので、そちらにサンプルエントリーのページを作り、公開用のブログからはテストページは削除した

はてなブログのHTML/CSSの構造を解析する

自分のブログがどういうHTML/CSSで作られているのかを調べます。

具体的には、Chromeのデベロッパーツールという機能を使うと、HTMLとCSSの構造が理解できます。

Chromeで、解析したい対象のページで、「右クリック→検証」とすると、解析画面が出てくる。または、Chromeのメニューのその他のツール→デベロッパーツールをクリックしても解析画面を出すことができます。

Chromeの要素の検証の画面
Chromeの要素の検証の画面

はてなブログのHTMLの構造を解析する

現在の自分のブログのHTMLを確認する

自分のブログがどういうHTMLの構造で作られているかを調べます。

具体的には、ChromeでHTMLのソースコードを出力して調べます。Chromeで、解析したい対象のページで、「右クリック→ページのソースを表示」とすると、HTMLのソースコードが表示されます。

HTMLのソースコードが表示される
HTMLのソースコードが表示される

Visual Source CodeでHTMLを整形する

HTMLのソースコードは表示できましたが、インデントなどが揃っておらず、このままでは、構造を理解しにくい状態です。

Visual Source Codeには、HTMLや、CSSを、適切にインデントを入れて、見やすい感じに整形してくれる機能があるので、それを利用します。

その方法は、整形したいHTMLや、CSSのソースコードを、Visual Source Codeで開き、右クリックして、ドキュメントのフォーマットをクリックするだけです。

Visual Source CodeでHTML/CSSを整形する
Visual Source CodeでHTML/CSSを整形する

はてなブログのCSSの構造を解析する

現在のテーマのCSSを確認する

まず、自分のブログがどういうCSSが適用されているかを調べます。

これは、はてなブログのブログの管理から、「 デザイン→ カスタマイズをクリック→{} デザインCSS」とします。

デザインCSS
デザインCSS

以下のように、現在適用されているCSSのURLが表示されます。

/* <system section="theme" selected="smooth"> */
@import "/css/theme/smooth/smooth.css";
/* </system> */

/* <system section="background" selected="default"> */
/* default */
/* </system> */

@import以降が、このブログに適用されているテーマのCSSの場所を示していて、ここにアクセスすればCSSが表示されます。

この例では、/css/theme/smooth/smooth.cssと書かれているので、自分のブログのURL(例えば、https://daisuke20240310.hatenablog.com/)を合わせたURL(例:https://daisuke20240310.hatenablog.com/css/theme/smooth/smooth.css)にアクセスすればOKです。

Visual Source CodeでCSSを整形する

HTMLと同様に、CSSも、Visual Source Codeで整形できます。

やり方は、HTMLと同じで、対象のCSSのソースコードを、Visual Source Codeで開き、右クリックして、ドキュメントのフォーマットをクリックするだけです。

おわりに

次回(【解説】はてなブログのHTML/CSSの構造を解析する(2) - daisukeの技術ブログ)は、具体的に、HTML/CSSの構造を解析していきます。